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Pappa al pomodoro (トマトのパン粥)

トマトのパン粥

リヴォルノ沖に浮かぶ砂の小島メロリアで、同じくボートで来ていたパン屋のダニエラに会った。
家族で来ていたダニエラは海のお供にこのトマトのパン粥を持ってきていた。子供達はボートの上で、大きなタッパーに入れられたこのパン粥を取り皿に分け合い、おいしそうに食べていた。私もダニエラから少しお裾分けをいただいたが、冷めていても本当においしかった。店で余ったパンを利用して作られた、ダニエラの愛情がいっぱい詰まったこのパン粥は大人気、あっという間になくなってしまった。
もともとトマトのパン粥は、昔トスカーナ地方で貧しい農民たちが堅くなってしまった余ったパンを何とか棄てないで食べることができないかと考え出したもので、週に1度食べられていた料理だそう。

●材料● 参考量
  トスカーナパン(堅くて乾燥してしまっているもの) 300g
  熟したトマト、またはホールトマト缶 500g
  ニンジン・セロリ・玉ねぎなど(全部なくてもかまわない)
  オリーブオイル
  バジリコの葉 10枚ほど
  ガーリック 3〜4片
  塩・黒胡椒
  唐辛子(好みで) 1本

@ ニンジン・セロリ・玉ねぎをみじん切りにする。
A パンをスライスしておく。
B 鍋にオリーブオイルを多めに垂らし、ガーリックのみじん切り(好みで唐辛子も)も入れ、弱火で焦がさないように炒める。
C Bの鍋に、@のみじん切りした野菜も入れ、炒める。トマトをさく切りも加え、バジリコの葉を手でちぎって入れる。塩胡椒をし、木ベラでかき混ぜる。
D 数分後、スライスしたパンを入れる。木ベラでパンを切りながら馴染ませる。パンが水分を吸うので、水分が足りなそうだったら水を加えながらよく混ぜる。
E もう一度塩胡椒して、オリーブオイルを垂らして出来上がり。出来たてを食べるより、少し時間を置いて(出来れば一晩置いて)もう一度温めなおして食べるのがおいしい料理。温かくても冷めてても、どちらでもおいしく食べることができる。


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